小倉智昭が五輪開会式に危機感 「何で1年前の問題が引っ張り出されて…」

 フジテレビ系「とくダネ!」のMCを務めるフリーアナウンサーの小倉智昭が19日、同じフジテレビ系の「バイキングMORE」にゲスト出演。東京五輪・パラリンピック式典演出責任者のクリエーティブディレクター・佐々木宏氏が五輪開会式で女性タレントの渡辺直美さんをブタに例える侮辱的な演出を提案していたことが週刊誌に報じられ、18日に辞任した問題について、五輪開会式への危機感をあらわにした。

 MCの俳優・坂上忍に意見を求められた小倉は、「渡辺直美さんの問題は、週刊文春のいわば導入部分で、一番大きいのは、何で4カ月後に迫っている開会式のことに関して、1年前の問題が引っ張り出されて、こんなふうにゴタゴタにしてしまうのかっていうことだと思う」と言及。

 「オリンピックにおける開会式の意義というものは大変大きなものがあって、それを日本が国の威信にかけてどういう開会式をやるかっていうのが大変重要な問題で、世界中から注目されている」と語り、2012年ロンドン五輪でエリザベス女王が「007」ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグとともに特別機から会場にパラシュート落下したり、1984年ロサンゼルス五輪では宇宙飛行士がロケットベルトを使って会場に降り立つ「ロケットマン」の演出など心に残るシーンがたくさんあったと紹介。

 その上で「それを今の段階でこういうふうになってしまって、本当にオリンピック大丈夫なの?っていう気持ちが、僕は一番最初にありました」と、五輪取材に長く携わってきただけに深刻な表情で話した。

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