がん闘病の宮川花子、大助と約2年ぶり舞台へ 4月にトーク出演 夏以降の本格復帰へ

 血液のがんの一種「症候性多発性骨髄腫」を患った夫婦漫才コンビ、宮川大助・花子の宮川花子(66)が4月24日に奈良県生駒市のたけまるホールで行われるイベント「生駒寄席~Withいこまふるさと演芸会~」で“舞台復帰”することが12日、わかった。花子の舞台は約2年ぶり。

 大助とともに出演するが、漫才は体調面でまだ難しく、座ったままの形で10分間程度の掛け合いトークになるという。当日は300人超の観客が来場見込みで、花子は回復ぶりをアピールするとみられる。関係者によると、夏以降の本格復帰を目指しているという。

 花子は19年6月から舞台を休演。多発性骨髄腫の治療を行い、昨年4月に退院した。その後、NHK・Eテレ「すてきにハンドメイド」、山陰放送「宮川大助・花子のハテはてな?」にはオンライン出演している。

 イベントは生駒市とかかわりのある芸人が同市をアピールするもの。生駒市在住の大助・花子は16年に、たけまるホールを含む生駒市生涯学習施設の名誉館長に就任している。

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