浅野史郎氏、小池知事の「普通のやり方」に疑問「全然普通じゃない」

 元宮城県知事の浅野史郎氏が10日、TBS系「グッとラック!」で、東京都の小池百合子知事が、千葉、埼玉、神奈川県知事の了承がないまま延長要請のたたき台文書を作っていたことを「普通のやり方」と言ったことに「全然普通の事じゃない」と語った。

 番組では、神奈川県の黒岩知事が、神奈川県は賛成していないにも関わらず、小池知事が千葉、埼玉の知事に緊急事態宣言の延長は神奈川県は賛成していると説明していたことに端を発した行き違いを取り上げた。

 黒岩知事は2週間延長を国に要請する文書に、3県知事の名前が入っていたことにクレームを入れ、小池知事は「先走った」と謝罪したというが、小池知事は8日に「進めていく中で、例えば文書のたたき台を作るのはよくある話」などと答え、名前入り文書はたたき台で、「普通のやり方を進めていた」と記者団に語っている。

 これに、元宮城県知事の浅野氏は、番組の取材に、小池知事の行動は「全然普通の事じゃない」と語り「話がまとまってない段階で名前まで挙げちゃってることを『普通の事』と言うと、全然普通のことじゃないし、了承してないという時にああいう原案がでてきたら、やっぱりおかしいと思う」と指摘。

 そして小池知事の一連の行動に「1都3県でまとまって事に当たるって事は、すごく大事だと頭に強くあって、焦りというか、先手を取らないとと…。私の表現で言えばみっともない」と厳しい言葉を発していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス