「うっせぇわ」Ado レコーディングマイクはサンタのプレゼント
「うっせぇわ」が社会現象となっている現役女子高生シンガー・Adoが7日、TBS系「アッコにおまかせ!」に登場した。同局の小林廣輝アナウンサーのインタビューにリモートで答えた。
顔も名前も公開していないAdo。正体を知っているのは家族や近い友人だけだという。小学5、6年生くらいのころにボーカロイドの曲をカバーする「歌い手」の存在を知り、「顔を出さないでもこんなに歌は聴いてもらえるんだ。これならわたしもできるかもしれない」と歌手を目指し始めた。あこがれのアーティストも「歌い手」の「まふまふ」だという。
歌い手としてネットに動画を初めて投稿したのは中学2年生の時だった。当時、母親から「ちょっとボリューム下げて」とクレームが入ったため、録音は自宅のクローゼットの中で行っていた。
この日はクローゼットの中の“スタジオ”の写真も公開。壁にはむき出しの防音材が付けられ、マイクやミキサーなど本格的な機材もあった。
マイクについて尋ねられると、Adoは「小学6年生の時にサンタクロースからいただいて…」と笑いながら告白。「当時から『歌い手になりたい、なりたい』って言っていたので、それがかなったんじゃないかなと思います」と“サンタ”に感謝した。
早くも年度代表曲の雰囲気がある「うっせぇわ」だが、歌うコツは「思いっきり大きな声で歌うことですかね」とシンプルだった。今後は活動の幅を広げる意向でライブや作詞にも挑戦したいという。ライブを開催すれば、素顔を公開することになるが「どうなるかは分からないですね」と笑いながら含みを持たせていた。