アイドルグループ・ＡＫＢ４８の劇場公演が８日から再開されることが３日、分かった。グループを運営するＤＨがオフィシャルブログで発表。政府の定めるイベント等における新型コロナウイルス感染防止ガイドラインに沿う形で、有観客で行うこととした。

　同グループの劇場公演が政府の緊急事態宣言発令に伴い、１月６日から公演を見合わせてきた。グループの運営側は「『ＡＫＢ４８が今できること』について改めて協議・検討を重ねました結果」として劇場公演再開を決断した。

　劇場では前２列の座席は使用中止とし、定員を１１０人として開演。劇場内の消毒、換気を徹底したうえで、観客には検温を実施する。なお「政府や関係官庁・自治体などから新たな発表がなされた場合や、感染症の発生状況などを鑑みて、急遽中止や延期の判断をさせていただく可能性がございますので、予めご了承ください」としている。

　緊急事態宣言は当初は今月７日が期限だったが、菅首相はこの日、東京、神奈川、千葉、埼玉の１都３県については同宣言を２週間程度延長する方針を表明している。