中村江里子 パリで日本人が塩酸かけられる事件で「日本大使館から注意喚起」
パリ在住のフリーアナウンサー・中村江里子が20日(日本時間)、ブログを更新。日本人のグループがパリでフードをかぶった3人組に塩酸をかけられる事件が起きたことについて、コメントした。
中村は実業家シャルル・エドワード・バルト氏と2001年に結婚。16歳の長女を筆頭に、長男、次女を育てている。
「パリで日本人の方が塩酸のようなものをかけられ負傷されたというニュース、日本でも報道されたのですね。フランスの日本大使館から注意喚起のメッセージが届きました。」と中村あてに日本大使館から注意喚起の連絡があったことを明かした。
続けて「被害にあわれた日本人の方は、加害者たちを見たときに嫌な予感がしたということで、咄嗟にご自分の顔を手で守ったそうです。」と手に火傷を負った被害者について説明。「もし顔にかかり、目に入っていたら・・・・・早く回復されますように・・・。」と不安な気持ちとともに、回復を祈った。
今回の事件については「これが人種差別によるものなのかどうかはわかりません」としている。
18日のインスタグラムでも触れていたが、長女の親友が学校帰りに、近づいてきた3人組からいきなりスプレーで顔に何かをかけられたことを明かし、「幸い、怪我はありませんでしたが、学校がすぐに警察に通報」したと説明。「こういう事件が珍しい事件ではなく、自分たちの周りでもすでに何件かあるのですから・・・人種差別でもなく、さまざまな感情のはけ口になっているような気がします。これまでも家を一歩出たら緊張感持っていましたが、さらに周りに気を配るようになりました。嫌な思いをする人が増えないように・・・穏やかな気持ちで過ごせる毎日が早く訪れますように。」と長文のメッセージで思いを記している。