小沢一郎氏 菅首相長男の接待問題を批判「総理が省庁私物化、親族が利権貪る」

 小沢一郎衆院議員が16日、ツイッターで、菅義偉首相の長男による総務省幹部の接待問題を批判した。

 小沢氏は、総務省の原邦彰官房長が15日の衆院予算委員会で、菅首相の長男に関し、接待が禁じられている「利害関係者」に該当し得ると認め、「疑義があることは否定できない」と述べた報道を引用した。

 その上で「総理が省庁を恫喝で私物化し、その親族が利権を貪る。こんな国に成り果てた」と嘆き、「与党議員もきちんと批判できないなら、善悪の区別もつかないわけだから、政治に携わってはいけない。省庁も間違っていることを間違っているというべき時」と与党や役所に警告。

 「何回同じことを繰り返すのか。国民が腐敗に麻痺したら、暗黒になる」と、国民に諦めないよう訴えた。

 国家公務員倫理規程は、省庁の許認可を受ける事業者を利害関係者と定め、接待を受けたり、金品を受け取ったりする行為を禁止している。長男は放送事業会社「東北新社」に勤務し、総務省から衛星放送の認可を受けている子会社の役員も務める。

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