橋下徹氏 森会長辞任問題「組織委がお粗末極まりない」

 元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏が11日、読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が女性蔑視ととれる発言をした問題の責任を取り、辞任する意向が判明したことを受け、「組織委員会の危機管理がお粗末極まりない」と指摘した。

 森会長は12日からの評議員、理事を集めた合同懇談会で辞任を表明する。

 森会長は3日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります。これもうちの恥を言いますが、ラグビー協会、今までの倍、理事会に時間がかかる」などと発言した。

 橋下氏は森会長が批判を受けて開いた4日の記者会見について「『わきまえている』を抜きにしてみると、発言の後半部分は、組織委員会の女性たちをある意味評価する話なんです」と分析。「この発言一発で、今まで森さんがやってこられたことを全否定するような話じゃなかったと思うんですけど、やっぱり4日の会見がまずかった」と4日の森氏の会見をコントロールできなかった組織委の危機管理能力の欠落が招いた失態でもあると指摘した。

 【森会長の3日のJOCの評議委員会での発言後半部分】

「(組織委の女性役員について)みんなわきまえておられて。みんな競技団体からのご出身であり、また国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。ですからお話もきちっとした、的を射た、そういうお話をされて、本当にわれわれ役だっておりますが、欠員があるとすぐ女性を選ぼうということに、今しているわけであります」などの発言をしていた。

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