俳優の的場浩司が１４日にＴＢＳ・ＭＢＳ系で放送された「プレバト！」で、自身の作った俳句が歳時記に掲載されたことを知り、ダウンタウンの浜田雅功から「燃やしてたのにねえ、教科書を」と驚かれた。

　番組では冬の俳句のタイトル戦・冬麗戦を開催。フルーツポンチの村上健志の句「双六の　駒にポン酢の　蓋のあり」という句が、石寒太氏監修の歳時記に掲載されたことが報告された。

　「歳時記」とは、季語を分類して例句を掲載した本。俳句を作る人は必ず１冊は持っている“教科書”のような本だ。

　だが、歳時記に掲載されたのは村上だけではなかった。他にもプレバト陣からは的場浩司と、光浦靖子の句が選出されていたのだ。

　的場は自身の句「職質を　するもされるも　着膨れて」という句が「着ぶくれ」の例句として採用されたことを知り「え？」と言葉を失った。

　あまりの感激と驚きに「すごい…今夜どうしよう」とオロオロ。この様子に浜田は「燃やしてたのにねえ、教科書を」とやんちゃだった的場の若い頃を思い出し、思い切りからかっていた。

　夏井いつき先生も「俳句をやっている人たちは、一生に一句でいいから、誰かが編む歳時記に載せて欲しいと思う」と俳句を作る人の夢であると説明。特に今回の３人の句を集めた歳時記の監修は「石寒太さんといって、この世界の実力者の１人。（掲載されるのは）喜ばしいし、素晴らしいこと」と絶賛していた。