緊急事態宣言後初の週末 正念場の3連休 鬼滅、銀座の人出の様子は…

 首都圏1都3県は9日、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態が宣言されてから初めての週末を迎えた。東京都の小池百合子知事が「ステイホーム」を呼び掛ける中、にぎわいを見せていた繁華街や観光地で人出はまばらだった。多くの人にとって正念場の3連休が始まった。

 東京・有楽町の映画館は大ヒット中のアニメ映画「劇場版『鬼滅(きめつ)の刃』無限列車編」の上映を控えた午前9時すぎになっても閑散としていた。別の邦画を見るため1人で訪れた東京都豊島区のパート宮崎智一郎さん(52)は「マスク着用や手洗いなどで気を付けている。週1回は映画を見ているが、ほとんど客が入っておらず心配だ」と明かした。

 デパートや高級ブランド店が並ぶ銀座。出勤中だった50代の販売員の女性によると「人が一気に減った」。宣言前に予約した美容室に向かうという墨田区の竹内優子さん(71)は「悩んだが…、対策を講じている店なので。終わったらすぐに帰ります」と話した。

 横浜市にある観光名所、横浜赤レンガ倉庫の周辺は地元の人が行き交う程度。ランニング中の同市南区の女性会社員(50)は「普段の土曜日は人が多いが、閑散としている。すごい変わりようだ」と驚いていた。

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