松本、漫才の「定義」は裏切るために作るもの マヂラブは「魔球」

 ダウンタウンの松本人志が27日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、「M-1グランプリ 2020」で優勝したマヂカルラブリーのネタについての“漫才論争”について「定義はない」とコメントした。

 コメンテーターとして出演していたタレント・中居正広は、マヂラブのネタが「漫才か、漫才じゃないか」論争の的になっていることについて「まったく分からない」と不思議な思い。「どこの線が漫才で、超えたら漫才じゃないのか教えて欲しい」とストレートに問いかけた。

 これに松本は、「漫才の定義っていうのはないんです。ないんですけど、定義をあえてもうけて裏切ることが漫才。あえて作るんですが、これは破るための定義なんです」と持論を展開した。最低限のルールとして「小道具は使わない。おもしろヅラはかぶらない」と“武器は言葉だけ”ということを提示した。

 マヂラブのネタを「野球の大一番の時にピッチャーが消える魔球を投げた」と例え、「われわれプロは『魔球投げるか』ってなるけど、にわかファンは『ひきょうだ』ってなるんですよ」と解説した。このプロの目線とアマチュアの目線は「一生交わらない」と断言。そして、このズレがあるからこそ「われわれは飯が食えてる」とした。

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