立憲民主党の蓮舫参議院議員が３０日、ツイッターに新規投稿。自民党の野田聖子衆議院議員が２９日に放送されたＮＨＫの番組で、国会では桜前夜祭を巡る安倍晋三前首相の虚偽答弁問題より、「国民の不安」を取り除くためにコロナ対策に時間を割いて欲しいと訴えたことを受け、「最も大きな不安は総理大臣の嘘」と反論した。

　２９日放送のＮＨＫ「日曜討論」で、立憲民主党の福山哲郎幹事長が「桜を見る会」を巡る国会虚偽答弁問題で安倍氏を参考人招致して集中審議を求めたことに対し、野田氏は国会ではコロナに対する国民の不安を取り除くための時間に使わせてほしいと主張した。

　それに対し、蓮舫氏は「野田聖子さんが言う『国民の不安』を取り除くための国会ならば、最も大きな『不安』は時の総理大臣が国会で１年間も嘘をつき続けてきたこと、です」と指摘。「安倍総理、菅官房長官の虚偽答弁が許されるなら、立法府の議論は何を信頼すればいいのか」と呼びかけた。