船場太郎さん死去 めだか、寛平ら新喜劇仲間が追悼「こんな知らせ寂しい」

 吉本新喜劇で人気を集め、大阪市議会議員も務めた船場太郎=本名・松原昌平=さんが、27日、亡くなった。81歳。新喜劇で一緒だった池乃めだか、間寛平らが追悼のコメントを発表した。

 船場さんは、花紀京さん、岡八郎さん、木村進さんらと新喜劇の黄金期をもり立てた。二枚目のボンボン(坊ちゃん)役が多く、「せん・ばたろうです」などのギャグで人気を集めたが、1991年に退団。大阪市議会議員に当選し、政界に転身した。当選6回。

▼池乃めだか

「新喜劇新喜劇の出番で一緒だったころ、よく船場兄さんが楽屋で『一緒に囲碁やろう』と声を掛けてくれました。当時囲碁を好んでする人が他に居なかったので嬉しかったこと懐かしい思い出としてよく覚えています。こんな知らせを聞くのは寂しいです。ご冥福をお祈りしています。」

▼間寛平

「昨年の5月21日木村進さんのお通夜で一緒になった時に『からだ気いつけてな!』っと声をかけてくださり、お元気なお顔を見られて安心していたのに、驚いてます。吉本新喜劇では2枚目の役者で、自分が新喜劇に入った時は本当にかわいがってくれはりました。もうお会いできないと思うとすごく残念です。」

▼島田一の介

「船場太郎さんには何度も飲みに連れて行ってもらいましたし、新喜劇としての芝居のアドバイスをいただき、今の自分の肥やしになっている。本当に感謝しています。もっと長生きして欲しかったな。ご冥福をお祈りします。」

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