歌手で４児の母でもあるｈｉｔｏｍｉが２８日、フジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」で、産後うつの問題にコメントを求められるも、思いがこみ上げ、声を詰まらせる一幕があった。

　番組では、コロナ禍で産後うつが増えているという状況を取り上げた。その中で、歌手のバブリーたまみに取材をし、第２子の次男を今年７月に出産した後に、新型コロナの影響で人に会えない状態であることから「育児で人に会えないのは地獄、急に爆発した」「立ち上がれない、涙が止まらない」と精神的に辛かった日々を振り返った。

　これに４児の母であるｈｉｔｏｍｉがコメントを求められたが「私も７月に出産したんですけど、もう今年は大変でしたね」と振り返った。坂上忍から「どんな面が？」と聞かれると、「やっぱりなんていうんだろう…」というと急にこみ上げ、目にはみるみる涙がたまった。これに山田美保子氏が「病院に行くのも大変な時期ですからね」と助け船を出し、ｈｉｔｏｍｉはうなずくのが精一杯だった。

　その後、気持ちを落ち着けたｈｉｔｏｍｉは「いろいろ気を張ることが多くて、お母さんって寝不足なんです。寝不足って本当に辛くて、余計にいらいらしてスパイラルにはまりやすい」「コロナもそうですが、ママっていう責任を赤ちゃんの時には感じやすくて。（ママは）自分で励ますことを進んでやって欲しいと思う」とも語っていた。

　ｈｉｔｏｍｉは１２歳の長女を筆頭に、１４年に第２子長男、１６年に第３子次男、今年７月に第４子三男を授かっている。