蓮舫氏「これ総理から」で現金受領の市議証言で浮上の安倍前首相に「きちんとお話を」

 立憲民主党の蓮舫参議院議員が13日、ツイッターに新規投稿。昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で公選法違反の罪に問われた参院議員河井案里被告の公判が同日、東京地裁で開かれ、出廷した広島市議が案里被告の夫で元法相の衆院議員克行被告に「これ総理から」と渡された50万円の受領を認めたことを受け、安倍晋三前首相に「自民党前総裁としてきちんとお話していただきたい」と説明を求めた。

 蓮舫氏は「前総理は結局、なんの説明もすることなく退きました」と切り出し、「政治とカネ」と問題提起。「古くて新しい問題を終わらせるためにも、自民党前総裁としてきちんとお話していただきたい」と訴えた。

 この日の公判で、海徳裕志・広島市議は克行被告から2回にわたり計50万円を受け取ったと認め「以前、元法相からどう喝されたことがあり、現金を断れなかった」と証言。検察側は、元法相が市議に現金を供与した際の会話とされる録音データを再生した。

 海徳市議によると、1回目は昨年3月下旬で、選挙事務所を訪れた克行被告に「これ(安倍)総理から」と現金入りの封筒を差し出されたという。同市議は「実際は総理からとは思えず、参院選で案里議員を応援してほしいということだと思った」と述べた。

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