左乳房全摘の矢方美紀 現在も乳房再建はせず「当時のまま」今の自分に誇りを…

 元SKE48の矢方美紀が9日、日本テレビ系「スッキリ」の取材に応じ、2年前に乳がんのため全摘出した左乳房の再建手術について、「悩んだ」ものの、現在も再建はしていないと告白した。

 矢方は17年にSKE48を卒業、その翌年の18年1月にステージ3の乳がんが発覚し、同年4月に左乳房を全摘出した。

 現在はホルモン療法を続けており、「ホルモンのバランスも安定しなくなって疲れやすい。ちょっと歩いただけで額から汗がたれていることが多くなった」といい、体質や髪質も変化したという。

 ホルモン療法は10年続けなければならず、2年経過した今、あと8年は続けることになる。

 インタビュアーのハリセンボン・近藤春菜は、2年前にも矢方にインタビューしていたが、当時、乳房再建手術について話していたことから、現在の状況を改めてたずねた。

 矢方は「2年たって、実際に再建どうした?と聞かれるんですけど、今も当時のまま」と再建はしていない告白。「(乳房が)両方ある方が正しいんじゃないかとか、片方なかったら変な目で見られるとか、自分の中でモヤモヤはあった」というが、多くの乳がん患者の話を聞く機会に恵まれ「今の自分に誇りを持とう」という考えに変わったという。

 「今は自分なりの工夫で、銭湯にも行きますし、そこまで重くとらえなくてもいいのかな」と、ありのままの自分を受け入れられる心境に。

 また妊娠、出産についても、ホルモン治療の期間は医師から「妊娠はできない」と説明を受けていると言い、矢方は治療が終わる36歳までは自身の治療と仕事に専念することに決めたという。乳がん患者の中には、治療をいったん中止し、妊娠、出産を経て治療を再開する人もいるというが、矢方は「すぐに結婚の予定もないので、なら仕事に専念していこうと…」とも語っていた。

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