カトパン、不快感 杉田水脈議員発言に「ご自身の意思があるなら説明を」
元フジテレビのフリーアナウンサー・加藤綾子が30日、「Live News イット!」で、「女性はいくらでもウソをつける」などと発言したとされる自民党の杉田水脈議員に対し「ご自身の意思があるなら説明すればいいのに」と呆れたように語った。
番組では「女性はいくらでもウソをつける」と発言したとされる杉田議員がこの日、党本部に呼ばれ、政調会長から注意を受けたことや、この場での説明は行わず「今後はそちらの方をブログでしっかり書いていきたい」と語ったことなどを報じた。
佐々木恭子アナウンサーは「(杉田議員は)発言を否定していますし、全体の中でどんな文脈だったのかは分かりませんが」と補足し、加藤アナも「非公開の議会の発言とも言われてますからね」と語ったが「でも、もしこれを言ったとなると、性被害にあった方が勇気を持って声を上げたことに対して、何の理解もしようとせず、攻撃するってどういうことなんでしょう」と不快感をにじませた。
住田裕子弁護士も「私は法律家ですから、ウソをつく女性がいるのは分かりますけど、男性だって離婚問題の時に同じようにウソをつくんです」と女性だけではなく男性もウソをつくと語り「被害者が、me tooのことも勇気を持って言っているときにあれをいわれたらもう、本当に逃げてしまう」と心配。
加藤アナは「ご自身の意思があるなら説明すればいいのにと思いますよね」と疑問視し、佐々木アナも「なぜ『女は』という総称で語ったのかというところも気になります」と不快感をにじませていた。