キムタク“恐官”に挑む 「教場2」に福原遥、矢本悠馬ら豪華若手俳優陣出演

 俳優・木村拓哉(47)主演のフジテレビ系スペシャルドラマ「教場2」(仮題、来年新春、2夜連続放送)に、福原遥(22)、矢本悠馬(30)、杉野遥亮(25)、眞栄田郷敦(20)ら豪華若手俳優陣が出演することが29日、分かった。今年1月に放送され、木村が警察学校の冷徹な教官を演じた話題作の第2弾。今が旬の7人が、厳しい指導を受けて成長していく生徒役として、物語を盛り上げる。

 長岡弘樹氏のベストセラー同名小説が原作で、警察学校を舞台にさまざまな葛藤や苦難を乗り越えて成長していく生徒たちの姿を描く「教場」シリーズ。“最恐”のキムタク教官に食らいつく今回の200期生徒も、粒ぞろいの面々がそろった。

 若手俳優陣の個性がぶつかり合う演技もみどころ。日本テレビ系「3年A組-今から皆さんは、人質です-」などの話題作で巧みな演技を見せている福原は、ハーモニカが得意だが体力も自信もなく、女子の中で少し浮いている忍野を演じる。劇中では「今までなかった」というほどのベリーショートの髪型を披露。木村との共演に「生徒に対する愛を感じて“全力でついて行こう!”と思いました」と胸を躍らせる。

 時間感覚が人と違うため遅刻してしまう問題児・漆原を演じる矢本は、隊列行進などの所作訓練も行われる現場の空気に「思っていた以上の緊張感があります。身が引き締まりました」と告白。実直な元剣道国体選手・比嘉役で、経験者の木村との剣道シーンもある杉野は「僕、初心者で…。限界まで練習しようと思っています」と必死だ。さらに鑑識を目指す稲辺役の眞栄田に加え、岡崎紗絵(24)、戸塚純貴(28)、高月彩良(23)も生徒役に名を連ねる。

 木村は7人全員と初共演。「200期のみんなは、非常に“偏差値が高そう”な印象」と明かし「その分おとなしくて、自分を含めた30人の集合体にいかにしてなじもうか、としている感じなのかなと。撮影を進めていく中で、彼らがどうなっていくのか楽しみ」と“教官目線”で期待を寄せた。

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