ジャニーズ事務所所属の４人組アイドル「ふぉ～ゆ～」の越岡裕貴（３３）と松崎祐介（３３）で結成したコンビ「おつゆ」が２４日、大阪市内で行われた」「Ｍ－１グランプリ２０２０」１回戦に出場し、見事に２回戦進出を決めた。「ふぉ～ゆ～」からは、昨年のＭ－１で３回戦まで進出し、今年もエントリーしている福田悠太（３３）と辰巳雄大（３３）のコンビ「つ～ゆ～」に続く初戦突破となった。

　越岡は「最初は緊張したんですけど、やってるうちにめちゃくちゃ楽しくなってきて。松崎くんとちゃんと掛け合いをして楽しめたなっていう感覚で」と舞台経験豊富な強みを見せた。

　「ジャニーズらしからぬ、セクシーネタも出して、攻めてる感じでできました」と自画自賛し、「無観客といえど、映像が残って配信にのることもありますので、それを見てもらったときにお客さんに少しでも笑ってもらえる漫才にしたいと思っていました」とコメントした。

　相方の松崎は「出し切りました。めちゃくちゃ出し切りました！あっという間に終わってしまって…もうちょっと立っていたいなって正直思いました」とネタ時間の２分間に全力を尽くしたとした。

　「世の中が大変な時期で、立ち上がろうとしている人がいて…いつもは歌って踊るという仕事をしていますが、少しでも漫才で笑いを届けられたらなっていう気持ちで臨みました」と思いを吐露。２回戦へ向けて「越岡くんと毎日一緒にいるのでネタをブラッシュアップしていきます！」と気合を込めた。

　なお、“ライバル”が順調な滑り出しを見せる中、２年連続の快進撃を目指す「つ～ゆ～」は寸暇を惜しんで稽古に励んでいるという。