小木、がん患者の“あるある”告白 心境の変化「人に伝えたい」

 お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明が14日未明、TBSラジオ「JUNKおぎやはぎのメガネびいき」でステージ1の腎細胞がんであることを告白した。放送終了のタイミングで、所属事務所のホームページでも小木のがん治療と休養を公表。「初期の腎細胞がん(ステージ1)が見つかりました。8月17日から入院し、治療に専念致します」とした。治療の経過を見ながら、9月上旬に仕事復帰を予定している。

 ホームページでは小木のコメントも掲載。「幸い取り除けばよいという所謂ステージ1であるのですが、『まさか自分が』という有名な言葉を皆さまにお送りしたいと思います」とした。

 おぎやはぎは、ラジオ放送終了後の「アフタートーク」で、詳細な状況を報告。小木はあえてがんを公表した心境を告白した。

 小木は当初、偏頭痛で入院。治療がうまくいったため「ヒマで無理やり受けた」検査でがんが発覚した。「ラッキーっちゃぁラッキーだし。これ、みんなが思うヤツ『え、おれががんなの?うそでしょ』って。本当にみんなが起きる可能性のある病気だから、本当に検査だけは」とリスナーに強く勧めた。

 最新の「ダ・ヴィンチ」というロボットを使った手術を受ける予定で、順調なら9月上旬には復帰できるという。「(がんを患っていることを)伝えないで、しれっと休めるじゃん。でもやっぱり、あるんだろうね。人に伝えたいってなるんだね」と心境に変化があったことも明かした。

 相方の矢作兼が「おいしいものを食べたときに人に勧めたいじゃないけど」と続けると、小木は「そういう気持ちになるのよ、不思議と。(がんに)なった人あるあるね。おれも不安になる時もあるから、ネットとか見るわけ。やっぱりそういう人たちの体験談とかで勇気づけられるわけ」としみじみ語った。

 さらに小木は「2週間くらい休ませてもらいたいな、ラジオは」と今月20、27日の放送は欠席することを明言。矢作は「まぁゆっくりして下さいよ。無事を祈ってますよ。せっかく頭痛がよくなったのに。最悪だけど考え方によっちゃあ良かったよな。みんなで小木の帰りを待ちましょう」と相方を気遣った。

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