美輪明宏、芸能人の政治的発言増加に「芸能人なのに生意気…なんて時代遅れ」

 歌手の美輪明宏が17日、NHK「おはよう日本」の音声取材に応じ、芸能人がSNSなどで政治的発言を行うようになったことに「結構だと思います」と支持した。

 番組では「#検察庁法改正案に抗議します」などで顕著になった芸能人の政治的発言について特集。以前は反体制的なフォークソングなどが人気となり、政治と結びついた音楽がヒットしたが、そのことについて美輪は「1960年あたりが一番盛んになりますよね。いろんな自分の思想とか、そういうのを作詞作曲して歌うようになった。結構な世の中だと思っていた」と振り返る。

 70年代に入り、テレビが各家庭に普及したことで、スポンサー側への配慮から芸能人が政治的発言をしないように変化。だがここへきてSNSなどの普及などにより、再び芸能人が自分の思いや政治的な考えを投稿するようになった。

 美輪はこの現状に「少しずつ、少しずつ進歩して、芸能人達もいろいろ臆することなく意見を述べるようになったということで、結構なことだと思いますよ」と歓迎。「芸能人なのに生意気だとか、芸能人ごときが政治に口を挟むなんて、というのは時代遅れの人なんですよね」とも語っていた。

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