草なぎ剛 17年ぶりNHK大河出演 21年・吉沢亮主演「青天を衝け」で徳川慶喜

 2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の出演者20人が10日、発表され、俳優・草なぎ剛(46)が徳川幕府最後の将軍・徳川慶喜役で3年ぶりの地上波ドラマ出演、17年ぶり2度目の大河出演を果たすことになった。

 慶喜は主人公・渋沢栄一(吉沢亮)を重用し、終生に及ぶ信頼関係で結ばれた重要なキャラクター。草なぎの地上波ドラマ出演は18年1月放送のNHK総合「未解決事件 file.6『赤報隊事件』」以来で、大河ドラマ出演は04年の「新選組!」で榎本武揚役を演じて以来となる。

 草なぎは「今回発表された出演者の方々といっしょにお芝居ができることに幸せを感じています。頂いた台本からはエネルギーをすごく感じていて、パワーのあるストーリーを感覚を研ぎ澄ませて演じ、みなさんの記憶に深く残る徳川慶喜にしたいです。慶喜役は、僕の人生にとっても大きな役になると思います。全力をもって挑みたいと思います」とコメントしている。

 また、渋沢の両親役の小林薫と和久井映見、妻役の橋本愛の他、高良健吾、成海璃子、竹中直人、渡辺いっけい、堤真一、津田寛治、木村佳乃、田辺誠一、満島真之介、平泉成、平田満、玉木宏、初大河となる村川絵梨、藤野涼子、岡田健史、朝加真由美が出演。

 吉沢は「これほど豪華で、実力のある先輩方と共に作り上げる『青天を衝け』。とても楽しみです」、「視聴者の方々を含め、この作品に関わった全ての人に少しでも幸福が訪れるような、愛のある大河ドラマになればと」とコメントした。

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