都知事選告示 石田純一、出馬断念の前回選挙は「うねりを起こしたかった」

 俳優の石田純一が18日、文化放送「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!」に生出演。この日は東京都知事選が告示されたが、自身が出馬を検討した4年前の経緯を改めて振り返った。また、今回の都知事選の行方については新型コロナ対策でテレビなどに出まくっていた小池百合子都知事の「アピール度がすごい」と小池氏有利の見方を示した。

 新型コロナに感染した石田は先週の放送からスタジオ復帰。2週連続登場で斉藤アナから「肩の上にセーターをかける、いつもの石田さんが戻ってきました」と言われるほど、いつもの調子が戻ってきた様子。

 そしてこの日告示となった都知事選についても言及した。

 石田は前回の都知事選に立候補の意思を示しながらも、最終的には出馬を断念した経緯がある。斉藤アナからなぜ立候補しようと思ったのか?と改めて聞かれた石田は「都庁の中と外で意見があまりにも乖離している」「貧しい人や一般の人を考えている候補者がどれだけいるかと思うと、少ない。上から目線が先に立っている」と感じていたことから「当時思ったのは、税金も東京都ですから出来ることは少ないが、そこで一つのうねりを起こしたかった」と語った。

 その立候補を取りやめたことには「非常に生意気な言い方になりますが」と前置きした上で、野党候補が複数いると票が割れて自民党、公明党には勝てないことがネックになったといい「僕が出るという段階では、宇都宮さんが出馬されるということなので、(これまでも)95万票とか取っていらっしゃる。そこが割れると勝負にならないと」と振り返った。

 今回の都知事選については「山本太郎さんも出て、少し面白くなったとは言いつつ、山本さんが出なかったら無風選挙に近い」と小池氏有利との考え。「小池さんのアピール度が強くて、選挙活動をしてたんじゃないかと言えるぐらい、電波に出てらっしゃった」と、新型コロナ対策で会見や番組などに出ずっぱりだった小池知事の“アピール度”の強烈さを訴えていた。

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