富川悠太アナ 放送直前の打ち合わせでマスクしていなかった…反省点をあげる

 テレビ朝日の富川悠太アナウンサー(43)が4日、「報道ステーション」(月~金曜、後9・54)に復帰した。4月11日に新型コロナウイルスへの感染が判明し、療養していた。番組への出演は4月9日以来となる。富川アナは番組中盤で「なぜ私自身が感染したのか」と検証した。

 富川アナは感染が広がったことについて、「番組プロデューサーとは番組内容など、近い距離で相談することが他の人よりも多くありました。ただ、お互いにマスクを付けていた記憶があります。一方で放送直前の打ち合わせでは出演前の私はマスクを付けない状態で、感染が確認された番組スタッフ2人、そしてプロデューサーや総合演出と近い距離で打ち合わせをしていました」と振り返った。

 富川アナは「詳しい感染経路は分かっていませんが、今から考えますとこうした場で感染リスクが高まっていた可能性があります」と反省点をあげた。

 放送直前の打ち合わせでは出演者はメークを済ませているため、マスクを着用しなかったという。しかし、今回の感染を受けて打ち合わせはすべてテレビ会議に変更。出演者とスタッフはほぼ接触することなく放送に臨んでいるという。

 森川夕貴アナがチーフプロデューサーのコメントを代読。「富川キャスターから2度にわたり体調の相談があったにもかかわらず、番組出演や出社を止められなかった責任を痛感しています」などと述べた。

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