徳永有美アナ「報ステ」復帰、リモート出演で…「複数の感染者、重く受け止める」
テレビ朝日「報道ステーション」でキャスターを務めるフリーアナウンサー・徳永有美(44)が27日から放送に復帰した。スタジオからではなく、リモート形式で出演した。ともに月~木曜のメインキャスターを務める富川悠太アナ(43)が11日に新型コロナウイルス感染と判明したことを受け、13日から徳永アナら共演者が出演を見合わせていた。
白いスーツ姿の徳永アナは、番組冒頭、「私も番組出演を控え、自宅で経過観察を続けてきましたが、2週間以上たち、体調にも変化がないことから、番組に復帰することになりました」とあいさつし、当面はスタジオには入らず、リモート出演の形をとることも説明。「番組のチーフプロデューサーを含め、スタッフ4人の感染も確認されましたが、いずれも快方に向かっています」と現状を伝えた。
そして「感染拡大の防止を呼びかけてきたにもかかわらず、番組内に複数の感染者が出てしまったことを重く受け止めております」と神妙な表情で語った。
関係者によると、全員自宅待機となっていた番組スタッフも制作に復帰。2度のPCR検査で陰性となり、21日に退院した富川アナは、自宅療養を継続する。同社広報部は「リモート出演などでできる限りの感染防止策をとりながら、番組をお伝えしてまいります」とした。
「報ステ」の番組関係者では、富川アナのほか、チーフプロデューサー、フリーアナウンサー・赤江珠緒の夫で演出担当のチーフディレクターらスタッフ4人の感染が明らかになっている。
