千葉県の森田健作知事は５日、県立学校の６日再開を撤回し、休校措置を４月末まで延長すると発表した。

　千葉県は全国４位（同日午前現在）の２００人を超える感染者が出ているが、２日に６日からの学校再開を発表し、前日になってドタキャン。判断が一転したことに、森田知事は「状況が非常に切迫しており、判断をちゅうちょしたところがあったかもしれない。混乱を起こし、本当に申し訳ない」と語った。

　東京都や大阪府は５月のＧＷ明けまでの休校を決めたが、多数の感染者が出ている県が学校再開を決めるケースも。感染者が全国７位（同）の兵庫県も、井戸敏三知事が、県立学校を８日に再開すると発表し、県の公式ツイッターに反対意見が殺到し、炎上状態に。５日には兵庫在住の作家百田尚樹氏がツイッターで「今この時期に学校再開はあかん！」と訴え、「ドアホ」と酷評した。