「恋つづ」で人気の毎熊克哉、主演映画の無観客舞台あいさつに「コロナめ!」

 俳優の毎熊克哉(32)が21日、都内で行われた、主演映画「いざなぎ暮れた」の、無観客で行われた舞台あいさつに、共演の女優・武田梨奈(28)らと出席した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、映画上映後、観客を退席させてメディア向けに行われた。

 毎熊は、今年1月から今月17日まで放送されたTBS系ドラマ「恋はつづくよどこまでも」で、主人公らの同僚医師役を演じて話題に。この日は「映画に限らず、ステージの世界もいろんな影響を受けて、つらい気持ちの方は多い」と厳しい表情。「仕方ないでは済まされないぐらい、負担がかかっている人がいるんじゃないか。『コロナめ!』って感じ」と、冗談めかしつつ胸の内を明かした。

 その上で「無観客での舞台あいさつになってしまったけど、いい映画館で上演してもらえることはうれしい」と笑顔も。「コロナくんが、ちょっとおとなしく、だまってもらって、いい状況になれば、配信なのかわかりませんが、他の形でも見てもらえれば。現状に負けず、もうちょっと進化していってくれたらうれしい」と話した。

 武田も「私たちだけじゃなくて、いろんな方が苦しい状態だと思います。こういう時だからこそ、映画という娯楽を必要としてくださっている方はいると思う。映画は悪くないので…」と前向きな発言。「『見に来てください』とは言いませんが、もし見たいと思って下さる方がいらっしゃれば、(コロナウイルスの)予防、対策はしっかりして、来て下さったらうれしいです」と呼びかけた。

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