神戸市立東須磨小の教諭いじめ問題に関連し、被害者と認定された4人とは別の同小元教諭の女性(56)が27日、「管理職のハラスメントで退職せざるを得なくなった」として、校長らのパワハラを再調査するよう求める要望書を市に提出した。
要望書などによると、女性は音楽教諭で2017年春に同小に赴任。いじめの加害者となった教諭のうち1人は女性を無視して音楽会の練習を進めるなどし、当時の校長らは黙認したとしている。教頭から「俺に話しかけるな」などと脅されたとも主張した。精神的に追い詰められて18年春に退職したという。