宍戸錠さん 13年に自宅全焼の不運 トレードマークだった豊頬手術の詰め物も…

 「エースのジョー」のニックネームで人気を博した俳優の宍戸錠さんが東京都世田谷区の自宅で亡くなったことが21日、分かった。86歳。大阪府出身。

 宍戸さんは1933年12月6日生まれ。日本大学芸術学部演劇科中退。54年、製作を再開した日活のニューフェイス第一期生に合格。55年に映画「警察日記」でデビューした。56年に頬に液状のシリコン(オルガノーゲン)を埋め込む豊頬手術を受け、悪役に転向した。

 故石原裕次郎さん、小林旭らの主演映画でライバル役、かたき役として存在感を発揮。「エースのジョー」として日活の人気スターとなった。

 テレビでも、19年間にわたって司会を務めた「元祖どっきりカメラ」をはじめ、「ゲバゲバ90分」などのバラエティーや、NHK大河ドラマ「葵~徳川三代」、NHK連続テレビ小説「甘辛しゃん」といったドラマなどに多数出演した。

 立てた指を左右に動かして「チッチッチッ」と言う動作を発明するなど、すぐれたアイデアマンでもあった。

 2001年にはトレードマークだった頬の詰め物(オルガノーゲン)を手術で除去。2013年2月には、1人暮らしをしていた世田谷の自宅を全焼。10年に妻を亡くし、1人暮らしだった。瓶詰めにして大切に保管していた頬の詰め物(01年に除去)も、スイスの超高級腕時計「ヴァシュロン・コンスタンタン」やアルマーニの皮のコート、夫人の宝石類など、思い出の品々や家財も全て燃えてしまった。

 火事の直後には日活時代の後輩だった女優・吉永小百合から激励の手紙と見舞金をもらった。宍戸さんは「けっこうね…紙幣も入ってました。(手紙は)一生抱いてるよ」と仲間の絆に感謝していた。

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