麒麟がくる 大河制作統括「士気高まっています」激震バネに視聴率好発進19%超え
19日にスタートしたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(総合、日曜 後8・00)の初回視聴率が19・1%だったことが20日、分かった。初回が平均19%を超えたのは16年の「真田丸」以来4年ぶり。昨年の「いだてん~東京オリムピック噺~」はスタート直後から1桁続きだったが、好発進となった。放送前に出演予定だった女優、沢尻エリカ被告(33)が麻薬取締法違反容疑で逮捕、起訴。初回が2週間遅れるなど、激震が走ったが、逆に話題を集める結果になった。(数字は関東地区。ビデオリサーチ日報調べ)
放送前から激震だった大河だが、注目度は逆に増したか。好発進となった。
関東地区は19・1%で過去3年を上回り、10年で4位の記録。同時間帯の“2強”でもあるテレビ朝日系「ポツンと一軒家」は関東地区16・1%、日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ」は関東地区15・6%だったことから快勝した。舞台となった美濃(岐阜)と同じ中京圏の名古屋地区では20・6%と大台超え。関西地区も19・3%だった。
撮影が進んだ昨年11月16日、帰蝶(のちの濃姫)役だった沢尻被告が薬物容疑で逮捕された。代役に決まった川口春奈(24)で12月から撮り直しが行われたが、初回を1月5日から19日に2週間遅らせる事態に。撮り直しにも賛否が起こるなど、物語以外の面で注目を浴びた。初回は野盗から領地を守るために明智光秀(長谷川博己=42)が斎藤道三(本木雅弘=54)に頼み込み、野盗が持っていた鉄砲を見るために堺へ向かう。そこで三好長慶の家臣・松永久秀(吉田鋼太郎=61)と意気投合し…という展開。ラストでは帰蝶も約1分間登場した。
馬に乗ってさっそうと城に向かうシーンこそ顔は映らなかったが、父・道三に「御陣にお加えいただきたく」と訴える場面をりりしく熱演。ネット上では、「川口の方が似合ってる」「沢尻の帰蝶が見てみたかった」と再び賛否の議論が展開された。制作統括の落合将氏は「スタッフの士気はこれ以上ないほど高まっています」と制作陣を代表してコメントしている。
