原知佐子さん死去、84歳 「赤いシリーズ」百恵さんいびり役 実相寺昭雄監督の妻

 映画監督の故実相寺昭雄さんの妻で女優の原知佐子(はら・ちさこ、本名実相寺知佐子=じっそうじ・ちさこ)さんが、19日午後6時4分、上顎(じょうがく)がんのため東京都杉並区の病院で死去したことが20日、分かった。84歳。高知県出身。葬儀・告別式は親族のみで行う。喪主は長女で女優の実相寺吾子(あこ)さん。

 所属事務所によると、原さんは上顎がんの治療のため入退院を繰り返していたという。関係者は、19日に突然訃報を伝えられたそうで「そこまで悪いと聞いていなかったので…」と驚きを隠し切れなかった。

 原さんは1970年代に放送されたTBS系ドラマ「赤い疑惑」など「赤いシリーズ」で、山口百恵さんが演じるヒロインをいびる役で知られたほか、「岸辺のアルバム」などテレビを中心に活躍。16年の映画「シン・ゴジラ」にも出演。昨年公開された「ニッポニアニッポン フクシマ狂詩曲」が最後の仕事となった。

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