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野宮真貴、憧れは「男と女」のアヌーク・エーメ 「とても影響を受けた」と告白

 「男と女 人生最良の日々」のトークイベントを行った野宮真貴=東京・スペースFS汐留
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 YMO、サディスティック・ミカ・バンドなどの活動で知られるミュージシャンの高橋幸宏と、元ピチカート・ファイヴの歌手・野宮真貴が17日、東京・スペースFS汐留で、フランス映画「男と女 人生最良の日々」(31日公開)のトークイベントを行った。

 「男と女」は、カーレーサーの男(ジャン=ルイ・トランティニャン)と映画のスクリプターの女(アヌーク・エーメ)の恋愛をスタイリッシュに描き、1966年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを獲得した歴史的名作。本作は2人の53年後を同じルルーシュ監督、トランティニャンとエーメ主演で描いている。

 「男と女」公開時には中学生だった高橋は当時、劇場で18回も鑑賞という。野宮は2016年に「男と女」50周年記念として、あまりにも有名なテーマ曲をオフィシャル・サポーター・ソングとしてカバーしており、共に熱烈な「男と女」のファンだ。

 まずは野宮が「男と女」をアコーディオンの伴奏でしっとりと歌い上げた後、高橋が登場した。

 ルルーシュ監督に2回ほど会ったことがあるという高橋は、本作の魅力を「最初の10分のジャンの表情だけでこの映画は成功と思いました」、「劇中、すごいシュールな映像やギャグを入れてくる、映画なのか夢なの分からない。その映像がすごくいいですよね」と語り、「トリュフォーやゴダールも好きですが、それとこれとは別。こういう映像はルルーシュにしか撮れないと思う。『男と女』は当時としてはとても斬新だったよね」と熱弁を振るった。

 また、「男と女」の劇中に登場するドーヴィルのホテルに2回、宿泊したことがあると打ち明け、「僕が泊まったのは(劇中で2人が宿泊する)26号室じゃないけどね!見学させてくださいとは恥ずかしくて言わなかったけど、昔と全然変わっていなかった。大好きなホテルです。ドーヴィルは可愛い街だから。虜なんですよ」と、思い出を語った。

 「男と女」を「大人の恋のオシャレ映画として大好きだった」という野宮は「またあの2人に会えるといううれしさ、どういう風に描かれているかという期待と不安が入り交じって見た」と鑑賞前の複雑な心境を明かし、「また2人が再会して、新しい恋が始まるという本当にステキで幸せな映画になっていました」と絶賛した。

 野宮は「前作でのアヌーク・エーメは私に取って大人の憧れの女性像で。1作目当時の彼女の年齢を超えた今でもそう思っています」と説明。「私自身ファッションにもとても影響受けていて、ベッドシーンの黒い下着やムートンコート、シンプルなセーター、センターパーツのボブヘア、クラシックなアイラインメイクとか、ちょっと意識しているんです。あと、彼女の髪の毛が艶々でふわっとしていて…。加齢していくと普通水分を失っていくものだから、あれはさすがだなと思いました!フランス人特有のさりげないメイクをしているのですが、赤い口紅をつけているのは女性であることの誇りのように感じましたね」と、ファッション・アイコンらしく具体的に分析してみせた。

 53年後を描く本作について、高橋は「若い人になら『まず、前作を見なさい』って言いますね。そうではない人は、まあ、見なくても分かるから。とても分かりやすいストーリーだし」、野宮は「私も、若い方なら前作をすぐ見てと言いますが、親御さんと一緒に見に行くのもいいのかなと思います!それぞれの恋愛のときめきとか語り合って」と推薦スピーチ。

 野宮の弁を受けて、高橋は「僕が見たときは中学3年生だったから、親と一緒に行ったことはないですね。今の中学3年生が見たら頭でっかちな子供になるかもしれませんねえ。お勧めしない!」と語り、笑わせていた。

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