美勇士「次はアン・ルイスの娘が…」昨年のニセモノ騒動回顧 余裕のジョークも

大みそかの夜に、父の代表曲「月のあかり」を熱唱した美勇士=東京・銀座の博品館劇場
昨年4月、都内の青山葬儀所で恩師・内田裕也さんの思い出を語った美勇士
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 2012年に亡くなったロック歌手・桑名正博さんの長男でミュージシャンの美勇士が31日夜から1日早朝にかけて、都内で行われた「ニューイヤーズ・ワールド・ロックフェスティバル」に3人組ロックバンド「トライポリズム」のメンバーとして参加。МCで、昨年2月頃まで連日のようにテレビの話題となった「ニセモノ騒動」を振り返った。

 同イベントは昨年3月に肺炎で死去したロック歌手で俳優の内田裕也さん(享年79)が1973年から主催する年越しライブイベント。今回は内田さんへの追悼として行われ、ザ・ロッカーズ、シーナ&ロケッツ、白竜、頭脳警察などが出演。美勇士はイベントの常連だった父の遺志を継ぐ形で参加している。

 美勇士は「いろいろ大変な年だった」と切り出し、桑名正博さんの息子と名乗る桑名乃羅氏が全国各地で歌い、おひねりを受け取るなど金銭トラブルを起こしていたと2018年12月に報じられたことを機に、19年初頭までテレビの話題となった経緯を説明した。

 美勇士は「(19年2月25日に)DNA鑑定をして、95%違う(乃羅氏と兄弟ではない)という結果が出て一件落着となった」としながらも、「僕自身としては1つのエンタテインメントとして騒動を楽しんでいた。『桑名正博の~』とか『セクシャルバイオレットNo.1』がテレビで何度も流れて…。1周回って父に感謝したい」と思いを吐露した。

 きれいに話がまとまったかと思ったが、そこから一転、「今度は(母である)アン・ルイスの偽物の娘とかが出てくれたら…」と、余裕のジョークで“第2弾”を受け入れる度量も示した美勇士。最後は父の代表的なバラード曲「月のあかり」をロックにアレンジして熱唱。父と共に、恩師である内田さんにもロック魂を届けた。

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