姉様キングスが20周年で喜楽館で初のトリ務める 落語以外では初めて

結成20周年を迎えた桂あやめ(左)と林家染雀による音曲漫才コンビ「姉様キングス」=神戸・喜楽館
結成20周年を迎えた桂あやめ(左)と林家染雀による音曲漫才コンビ「姉様キングス」=神戸・喜楽館
結成20周年を迎えた桂あやめ(左)と林家染雀による音曲漫才コンビ「姉様キングス」=神戸・喜楽館
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 1999年に結成された落語家・桂あやめ(54)と林家染雀(52)による音曲漫才コンビ「姉様キングス」が20日、神戸市の喜楽館で会見。12月24日から30日まで「姉様キングス20周年記念ウィーク」と銘打ち、同所昼席で落語以外で初めてトリを務めることを明らかにした(28日を除く)。

 大阪・天満天神繁昌亭のトリは“上方落語縛り”があるため、喜楽館での挑戦になったという。あやめは「(かつての)松竹座は必ず音曲漫才がトリだった。演芸場らしさが出る」と気合満々。「東京でも神田松之丞くんが出て、講談師が人気が出た。喜楽館発の(人気の)ものを出していきたい」と意気込みを口にした。

 仏・パリ、英・ロンドン、米・ニューヨーク、ロシアなど海外公演の経験も豊富な2人。今後について、あやめは「海外から日本に来られて言葉が分からなくても笑えるように踊りも入れたい。オリンピック・万博対応を考えてる」とニヤリ。「姉様-」での活動をライフワークにしたいという染雀も「楽器をせっかくもってるんだから、びっくりさせるくらいの演奏をしたい」と前向きに話した。

 また、あやめは阪神・淡路大震災から25年となる来年1月17日には喜楽館にくまモンが来場し、落語を披露する予定とした。1月3日の同所「新春特別公演」に出演予定だった桂三金さんの急死による代役は桂福矢が務める。

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