松本新局長「ナイトスクープ」初収録 ド緊張も打ち切り番組持ち出し笑いに

 お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(56)が8日、大阪・ABCテレビで同局のバラエティー「探偵!ナイトスクープ」(金曜、後11・17)の収録に3代目探偵局長として初参加した。最初はかなりの緊張で、オープニングを撮り直し。しかし徐々に“松本節”を取り戻し、番組に笑いのスパイスを加えた。

 グレーのスーツで決めた松本新局長は、オンエア後すぐに「『探偵!ナイトスクープ』の時間がやってまいりました。複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ…」などと番組を紹介するシーンで「鋭いメスを入れ…さまざまな…。もう、ちょっと!カンペ遠いねん!さまざまな疑問を…もう1回やらせて。不安やねん」とギブアップ。撮り直しを志願した。

 それでも最高顧問の作曲家キダ・タロー氏(88)から「新局長就任おめでとうございます」と祝福されると“松本節”が復活。「ありがとうございます。新鮮さしかないです。しばらくはこのグズグズ感を楽しんでね」ととぼけた表情。エンディングでも「すごくインテリジェンスな番組だなと。すべて解決してよかった」と、とぼけた様子で評し、爆笑を誘った。

 ブルーのスーツに着替えた2本目の収録では、オープニングのセリフもバッチリこなし「あ~言えた~」とホッとした表情。顧問の歌手・円広志(66)を「局長は円さんでもいいんじゃないかという話もあったそうですけどね。言った人がボコボコにされたみたいですけど」と紹介。1本目の収録を振り返り「1本目にしてはよかったよね。世間の感想は、2本撮りなので分からないです」と笑った。

 さらに「まだギャラがいくらか分かってない。明細を見てから僕、だいぶ変わると思う」とギャラの話も持ち出した。「釣り」をテーマにしたロケVTRを見た後には「オレの番組でちょっとあったんですが、やらせってことはないでしょうね。クレイジー…」と、やらせ問題で打ち切りが発表されたTBS系「クレイジージャーニー」を持ち出して会場を爆笑させた。

 松本新局長が就任したこの日は2本分を収録。今月29日と12月6日に放送される。

 同番組は1988年10月にスタート。初代局長は元タレントの上岡龍太郎さん(77)、前任は01年1月から俳優の西田敏行(72)が務めた。西田局長は今月22日放送までの出演。

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