宝塚歌劇団理事長 八千草薫さん悼む「娘役を体現したスター」

八千草薫=2013年9月、映画「くじけないで」イベント
宝塚音楽学校創立100周年式典に参加。左から、檀れい、紫苑ゆう、加茂さくら、八千草薫、麻実れい、真琴つばさ=2013年
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 日本を代表する名女優八千草薫(やちぐさ・かおる=本名・谷口瞳=たにぐち・ひとみ)さんが24日にすい臓がんのために死去したことが28日、分かった。88歳だった。

 八千草さんがかつて在籍していた宝塚歌劇団の小川友次理事長は、報道各社に書面でコメントを寄せた。

 小川理事長は「宝塚歌劇の娘役を体現したような上品さと可憐さをあわせ持った希有なスターであり、2014年の宝塚歌劇100周年の際には、宝塚大劇場の舞台で、楽しいお言葉の数々を頂戴いたしました」と、2014年4月4日に行われた宝塚歌劇100周年を記念した祭典に八千草さんが出演したことを回想。「故人のご功績を偲び、心よりご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。

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