三宅裕司 SET公演は「80まで」と意欲

 取材会を行った小倉久寛(左)、三宅裕司=都内
 取材会を行った小倉久寛(左)、三宅裕司=都内
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 俳優の三宅裕司(68)と小倉久寛(64)がこのほど、ミュージカル・アクション・コメディー「ピースフルタウンへようこそ」(10月11日~27日、東京・サンシャイン劇場)の取材会を行った。2人を中心に結成された、劇団スーパー・エキセントリック・シアター(通称SET)の創立40周年記念公演。今作では、「幸福」をテーマに総勢40人の劇団員が躍動する。取材会は25日に都内で行われた。

 製作準備は1年ほど前から。「僕が好きな笑わせ方でずっと作ってきた」と40年間を振り返る三宅の“詰め”は、「今日(25日)も明け方4時半から9時半までずーっと台本直して、ラストシーンが全く変わってしまいました」と公演前から千秋楽まで練り直しが恒例。スタッフも含め60人は「(変更点に対して)一斉に動く。早いですよ。これは40年やってきて、1番の宝物」と長年育んできた団結力を明かした。

 これまでも、歌やダンス、笑いをふんだんに取り入れた舞台を作ってきた。互いに還暦を超え、三宅は「いつまでやれるか…」とつぶやいたが、「一応、80までとは思っている。隙の無いギャグを作っていきたい」と気合を入れた。小倉も「ここまで流れに乗ってきたので、これからどんなところに流れていくのか」と笑いながら語った。

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