「スター☆オーディション」グランプリは度胸満点野球ガール 北川景子の前で…

 俳優の山田孝之(35)や女優の北川景子(33)、ももいろクローバーZらが所属し、創立40周年を迎えた大手芸能事務所・スターダストプロモーションによる初の大型オーディション「第1回 スター☆オーディション」の最終選考会が16日、都内で行われ、応募総数2万4460人の中から神奈川県出身の小学6年生、渡邉心結=みゆ=さん(12)と福井県出身の中学2年生、酒井大地さん(13)の男女1人ずつがグランプリに選ばれた。会場にはプレゼンターとして北川がサプライズ登場し「目に力がある。ピュアでまっすぐで光が入ってる」と後輩たちを絶賛した。

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 男勝りな野球ガールが、初代の座をつかんだ。プレゼンターの北川に名前を呼ばれた渡邉さんは、小顔を手で覆い、小動物のようにクリクリした瞳で号泣。4日に誕生日を迎えたばかりとあって「今まで生きてきた中で最高のプレゼントをいただきました。足と手が震えて、ペンギンより固くなってしまいました」と独特な表現で喜び、目元をぬぐった。

 小学3年生からの2年間、少年野球チームに所属し、男子に混じって4番を担った。ランニングホームラン2回と俊足を生かして塁上をにぎわせたが、女優の夢を追って、昨年退部。憧れの永野芽郁(19)が所属するスターダストのオーディションに応募し、頂点まで駆け抜けた。

 自己PRでは言葉一本で率直な夢を語り、演技審査では男子部員の退部を止める茶道部員をチャーミングに好演した。審査員は「野球をやっていたので精神力の強さを感じる。芸能界でもフルスイングしてください」とエールを送った。

 プレゼンターの北川と一緒になっての会見では、早くも大器の一端を見せつけた。目標とする芸能人を聞かれ、隣の北川が「わかるよね」と“プレッシャー”を与える中で「永野芽郁さんです」ときっぱり。男性グランプリの酒井さんが「北川景子さんです」と気を遣い、笑いが起こる一幕も。苦笑いの北川は「迎合することなく個性を大事に自分らしくいてもらえたら、会社の戦力になってくれると思います」と力強く背中を押した。

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