城桧吏 「万引き家族」の天才中学生が映画初主演…脚本は「おっさんずラブ」徳尾氏

 昨年のカンヌ国際映画祭で最高賞・パルムドールを受賞した映画「万引き家族」に出演し、鮮烈な印象を残した俳優の城桧吏(じょう・かいり)=(12)が、映画「都会(まち)のトム&ソーヤ」(2020年夏公開)で初めて主演を務めることが5日、分かった。小中学生に人気の冒険小説が原作で、驚異のサバイバル能力を持つ中学2年生の主人公を演じる。脚本を「おっさんずラブ」の徳尾浩司氏(40)が担当するなど、ヒット請負人が集結。化学反応が期待される。

 年齢離れした目力と色気でカンヌを沸かせた天才中学生が、ついに映画初主演する。

 2003年から「マチトム」の愛称でシリーズ累計180万部を発行している「都会のトム&ソーヤ」は、デコボコ中学生コンビによるバディもの。城はサバイバル能力に長けた内藤内人を演じ、相棒となる財閥の御曹司にして天才的な頭脳を持つ竜王創也と都会のあちこちで大冒険を繰り広げる。

 「万引き-」と同じ是枝裕和監督(57)の映画「誰も知らない」(04年公開)でカンヌの最優秀主演男優賞を受賞した事務所の先輩・柳楽優弥(29)のような活躍が期待される城は「初めて主演をさせていただくので、少し不安でドキドキですが、皆様の期待に応えられる様に頑張ります!今までやったことのない役なので今からすごく楽しみです!」と初々しくコメント。小学校時代に同シリーズを愛読しており「内人になりきりたいと思います!」と燃えている。

 城を支えるべく、制作陣にはヒットメーカーが集結した。映画「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」で興収13億円のヒットを記録した河合勇人氏(50)がメガホンを取り、おっさん同士の純愛をコミカルに切り取り、社会現象となった「おっさんずラブ」の徳尾氏が脚本を担当。原作者のはやみねかおる氏(55)は「ポップコーンとコーラは、すでに用意できています」と独特な表現で喜びの声を寄せた。

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