仲邑菫初段、同期で7歳上の羽根初段に勝利「緊張した」 浴衣姿で解説付き公開対局

トークイベントに参加する(左から)羽根直樹九段、羽根しげ子初段、羽根彩夏初段、仲邑菫初段、仲邑信也九段、小林覚九段、辻沙穂里MBSアナウンサー=ホテル阪急インターナショナル(撮影・田中太一)
トークイベントに参加する仲邑菫初段(右)と羽根彩夏初段=ホテル阪急インターナショナル(撮影・田中太一)
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 囲碁の最年少プロ棋士、仲邑菫初段(10)が15日、大阪市内で行われたイベント「令和元年 阪急電鉄納涼囲碁まつりin大阪」で、4月にプロとなった同期の羽根彩夏初段(17)と特別対局を行い、150手で中押し勝ちした。

 すぐ横で解説が付いた上、約300人の観衆の視線を浴びた中で、結果を出した。初めての浴衣を着て窮屈だったこともあって、10歳は「緊張しました」と振り返った。

 同じ囲碁一家に生まれた“ライバル”を撃破した。仲邑初段が仲邑信也九段(46)を父に持てば、愛知県出身の羽根初段は、祖父が羽根泰正九段(75)で、父が「平成四天王」と称される羽根直樹九段(43)、母は羽根しげ子初段(46)と三代のファミリー。対局前には「『一芸の天才の育て方』を聞く」と題したトークショーで共演した。

 勝負が終わると、いつもの“もじもじ菫”になった。会見ではプロ棋士を目指した経験があるアマ六段のMBS・辻沙穂里アナウンサー(25)が“助け船”を出す形で進行。辻アナから「解説の人の声が聞こえた?」と聞かれると、小声で「少し」と返答。それでも、「自分の碁が打てた?」の質問には、すぐにうなずいた。

 今後、対戦を重ねていくことになるだろう相手を倒した。「勝ててうれしい」と問われ、「うん」と即答。「(公式戦で)生かせそうなことはあった?」と聞かれると、再び「うん」とうなずいた。一方の羽根初段は「今回は負けてしまったけど、次は勝てるように頑張りたい」とリベンジを誓った。近い将来、名物対決となりそうだ。

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