百田氏が小泉進次郎議員を酷評「政治家とは言えない」「選挙の客寄せパンダ」

 作家の百田尚樹氏(63)がツイッターで、自民党の小泉進次郎衆院議員(38)について「政治家とは言えない」「選挙の客寄せパンダ」などと酷評した。

 小泉氏は7日にタレントの滝川クリステル(41)との結婚と妊娠を首相官邸で発表。官邸での結婚発表に違和感を唱える声も一部であったが、世論はビッグカップル誕生で沸いた。再び小泉氏は脚光を浴び、近い将来の首相候補として期待が高まっている。

 だが、百田氏は10日夜に連投したツイッターで、そうした風潮に異論を展開した。

 百田氏は「結婚ニュースで小泉進次郎にスポットが当たっている。私は彼がどんな国家観や歴史観を持っているか、また安全保障や憲法に関してどんな考えを持っているか何も知らない。なぜならそれらを一言も発言していないからだ。これでは政治家とは言えない!なのにドヤ顔でものを言うのを見てると呆れる」と切り捨てた。

 また、同氏は「議員立法ゼロ、質問ゼロ、質問主意書ゼロでは、何もしていないのと同じ!かつて田中角栄は凄まじい数の議員立法を成立させた。安倍晋三も若い時から、教科書問題など様々なテーマの活動をした。それがホープと呼ばれる政治家。進次郎は選挙の客寄せパンダしかイメージがない」と指摘。実績ではなく、雰囲気や容姿で支持されているような風潮にクギを刺した。

 百田氏は11日夜にツイッターを更新し、「質問ゼロは間違いだった」と投稿。「過去7年間で5回質問したらしい(議員立法と質問趣意書はゼロ)。小泉進次郎氏の名誉のために訂正しておきます」とツイートし、最後に「けど、7年間で質問5回か…」と、その少なさを指摘していた。

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