東山紀之「川崎に住んでいた男の子をよく見つけてくれた…」ジャニー氏に感謝
少年隊の東山紀之(52)が10日、テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」に生出演し、9日に解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で亡くなったジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川(本名・喜多川擴=きたがわひろむ)氏しのんだ。
東山は主演ドラマ「刑事7人」(10日スタート、水曜、後9・00)の番組宣伝で、出演。「ジャニーさんのこと、たくさんしていただいてありがとううございました」と羽鳥慎一に告げると、羽鳥は「改めてすごい方だなと…」とコメント。東山は「信念がぶれてないのが素晴らしいところ」と、ジャニー氏への思いを語った。
以前からこの日に東山が出演することは決まっていたが、偶然にもジャニー氏の訃報の翌日となってしまったことに、羽鳥は「タイミングとしては非常にお辛いタイミングではあったかなと…」と気遣い。だが東山は「倒れて3週間あった。ゆっくり時間をかけてさよならすることできたので。安らかな顔で天国に行きましたので」としっかりとコメント。
羽鳥は「沢山思い出あると思うが、ジャニーさんが東山さんを『いいね、ちょっとまってね』と呼び止めて、そこから…」とジャニー氏直々にスカウトされたことに触れると「川崎に住んでいた男の子をよく見つけてくれたなというのが一番の思い出になりますかね。さまざまありますけど…」と感謝を口にしていた。
また、「グッド!モーニング」にも生出演し、「やはり父親ですよね、ぼくらにとっては」とコメント。「今日も特集をたくさんしてくれていますが、あの通りの方だったんで。大変優しく接してくれた」振り返り「エンターテインメントの世界では一番の方だと思うので、僕らもその精神を受け継いで、明るく楽しくやっていく」と天国の“父親”へ約束していた。
同ドラマの制作発表時には、「病室でいい顔色のジャニーさんを見て安心しました」とジャニー氏が救急搬送された日の夜、いの一番で駆けつけたことを明かしていた。さらに「僕にとってジャニーさんはキング・オブ・エンターテインメント。華やかなエンターテインメントが好きな方でしたからジャニーさんの『Show must go on』という思いを、僕らは今まさにやっていかないといけない。全員が思っていると思います」と語っていただけに、この日も気丈に番組宣伝を務めていた。
「刑事7人」は、東山演じる天樹悠ら個性あふれる刑事たちが、超凶悪事件や難解な未解決事件に挑む人気ドラマで、シーズン5に突入する。
