萩原流行さんの妻 散骨していたことを明かす「けじめが全部ついて、最後に」

 2015年4月に交通事故死した俳優の萩原流行さん(享年62)の妻・まゆ美さん(66)が5日放送のTBS系「爆報!THEフライデー」にVTR出演し、警察との和解が成立していたこと、萩原さんの遺骨を散骨していたことが明らかにされた。

 萩原さんは東京都杉並区でバイクを運転中、前方を走っていた警察の護送車が十分な安全確認なしに進路変更したのをよけようとして転倒。後続車両にひかれて死亡した。警察車両を運転していた警部補には16年8月、自動車運転処罰法違反(過失致死)罪で罰金70万円の略式命令が出されている。

 また、番組では今年3月19日、民事裁判で、警察が「遺憾」という表現を入れて謝罪し、賠償金を支払うという内容で和解したことが明かされた。

 まゆ美さんは6月1日、萩原さんの遺骨を持って神奈川・湘南の海に出掛け、「散骨をしに来ました。夜中にね、2人でよくドライブとか来たりとかしていたので、子供がいないし、(散骨は)昔からね、決めていたことなんで。けじめが全部ついて、一番最後に散骨をしようと思っていたので。4年かかりましたけど、やっとここに来ることができました」と、晴れやかな表情で語った。

 まゆ美さんは「本当に色んな方に助けていただいたり、応援していただいたり、心配していただいたりしたので、どういう形で終わったのか報告させていただきたいと思って、今日出演させていただいた」と、番組に散骨の様子を公開することにした理由を説明。「みっちゃん!一緒にいるよね!」と叫んで、海に遺骨を流した。

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