「雨上がり決死隊」の蛍原徹（５１）が３０日、中京競馬場を訪れ、カンテレ（関西テレビ）系「競馬ＢＥＡＴ」の番組ＭＣを務めた。生放送では、いつもと変わらぬ笑顔を見せ、番組内で今回の問題について触れることはなかった。

　相方の宮迫博之（４９）が反社会勢力との闇営業で２４日に謹慎処分となって以降、初のテレビ生出演で、公の場に姿を見せるのも初めて。

　この日、午後１時過ぎ、競馬場に到着した蛍原は、黒いポロシャツ、ベージュ系のパンツに黒いスニーカー姿。スマホを手にタクシーを降りて記者の前に姿を見せた際には、笑顔はなく、固い表情。目の下にはクマも目立ち、心労を感じさせた。記者の前で言葉を発することはなかった。

　吉本興業は２４日、宮迫らが振り込め詐欺グループとの闇営業で金銭を受領したことを認めたため、当面の間、謹慎処分にしたことを発表していた。

　蛍原はこの日の番組で、「こんにちは」と東海テレビの速水里彩アナウンサーとにこやかにあいさつ。グレーのスーツに濃紺のネクタイ姿で、いつもと変わらぬ笑顔を見せ、落ち着いた様子で番組を進行した。