菅直人氏 「安倍政権の劣化が進んでいる」…麻生金融担当相の対応めぐり

 菅直人元首相が12日、ツイッターを更新し、「安倍政権の劣化が進んでいる」と指摘した。95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要だとする金融庁金融審議会報告書の受け取りを、麻生太郎金融担当相が拒否したことを批判した。

 管氏は「安倍政権の劣化が進んでいます。麻生財務大臣は自分が諮問した金融庁の審議会の『老後2000万円が必要』という報告書の受理を拒否するという」とツイート。

 「事実であっても選挙に影響が出そうな事実はなかったことにする。これが『今だけごまかせて、自分だけよければよい』という安倍内閣の劣化の実態です」と批判した。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は11日夜、金融庁金融審議会報告書の受け取り拒否を表明した麻生氏について、不信任決議案や問責決議案の提出を検討すべきだとの考えを強調した。内閣不信任決議案も引き続き検討の対象となるとの認識も示した。

 立憲民主党の長妻昭代表代行は11日夜のBSフジ番組で、麻生氏の受け取り拒否について「前代未聞ではないか。自分が頼んで出てきたものを、批判されるといらないとは、子供じみた対応だ」と批判した。

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