南海キャンディーズのしずちゃん（４０）に８日、新たな“縁結び依頼”が舞い込んだ。都内で行われた、映画「エリカ３８」の公開記念舞台あいさつに登壇したしずちゃんに、主演の浅田美代子（６３）が「キューピッドをお願いしたい」とオファーした。相方・山里亮太（４２）と女優・蒼井優（３３）を結びつけた手腕に、芸能界の独り者たちも熱い視線を注いでいる。

　日本中をハッピーな気持ちにさせた山里と蒼井の結婚を導いた、しずちゃんの注目度が急上昇だ。

　しずちゃんは、相方の山里を、過去に映画「フラガール」で共演した蒼井に引き合わせた、いわば縁結びの神として話題に。この日も第一声で「どうも、蒼井優です。実際見たら、蒼井優ってこんな大きいんですよ」とひとボケ。「私もこの映画に少し出させていただきまして、恋のキューピッド役として今回出てます」と、重ねて笑いを誘った。

　あくまでネタで展開していたキューピッド話だったが、イベントの締めくくりに共演者の浅田から、壇上で突然のご指名。「（映画が公開されて）私は一段落。しずちゃんともＬＩＮＥを交換して仲良くなったので、キューピッドをお願いしたいなと」と笑顔でオファーされた。

　浅田は１９７７年にシンガー・ソングライターの吉田拓郎（７３）と結婚したが、８３年に離婚し、現在は“フリー”の身。とはいえ、大物からの思わぬ依頼だけに、しずちゃんは「ええっ！？」とびっくりだった。「誰かおるかな…」と、いったんは思いを巡らせたが「しょうもない芸人しかいませんよ」とやんわり辞退していた。

　映画は、昨年９月に７５歳で死去した女優・樹木希林さんが企画を手がけた作品。投資詐欺に手を染める渡部聡子／エリカ（浅田）の半生を描いている。しずちゃんは女優・山崎静代として渡部の家政婦・小島まさえを演じている。