梨花 難産VTRを長男に見せて3年「すごく優しくしてくれる」深まる絆誇らしげ

 受賞の喜びを語る梨花=東京・築地の浜離宮朝日小ホール(撮影・堀内翔)
 ベストマザー賞を受賞した(左から)小脇美里さん、松本薫さん、吉瀬美智子、梨花、辻村深月さん=東京・築地の浜離宮朝日小ホール(撮影・堀内翔)
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 モデルでタレントの梨花(45)が10日、「第12回ベストマザー賞 2019」の文化部門を受賞し、都内で行われた授賞式に出席。7歳になる長男に、3年前から毎年、出産時の映像を見せていることを明かした。

 梨花は2011年11月に長男を出産。相当な難産で、一時意識不明となり、心臓マッサージを受けたことを以前に自身のブログで告白していた。この日は「息子が誕生して、本当に日々の感じることだったり見えてくる景色が全然違うようになって、今まで気づけていなかったことに気づけるようになった」と実感を口にした。

 過去に3度の流産を経験している梨花だけに、出産への思い入れはひとしお。長男が5歳になった16年から、毎年の誕生日に出産シーンの映像を家族全員で見ていることも明かした。「息子が、私が予想以上に苦しんで、痛がっているのを見て、『ママ痛そうだよ。こんな大変だったんだね』って。その時から、すごく優しくしてくれるようになった気がします」としみじみ。壇上に並んだ他部門の受賞者も、真剣な表情で聞き入った。

 映像で共有することで、改めて家族の絆が深まったようで「何かあったときに、『僕たちって、1つだったんだよね』って、いろんなことを乗り越えられている」と、母親として誇らしげな表情も。「最近、彼の人生が少しずつ始まって、巣立っていくのかな…っていうのを少しずつシミュレーションしながら、一日一日を生きてます」と、幸せいっぱいで長男の成長を見守っている思いを語った。

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