カンニング竹山、上野氏東大祝辞に感服「人間としての基本」「たまらない」

 タレントのカンニング竹山が15日、TBS系「ビビット」で、話題となっている東大入学式での上野千鶴子氏の祝辞について「人間としての基本をあれだけ頭いい人たちにキチッと教えるというそういう演説、たまらない」と感嘆の声を上げた。

 番組では、話題となっている上野氏の東大祝辞について特集。上野氏は、東大にまで入れた恵まれた環境と能力を「自分が勝ち抜くためだけに使わず、恵まれない人々を助けるために使って」などと呼び掛け、また東大女子が2割以上増えないことに、4年制大学へ男女の進学率の差なども訴え「社会に出ればもっとあからさまな差別がある」などとも語っていた。

 これに竹山は、東大合格者について「テスト頑張れば頑張るほど結果が出て東京大学まで行ける。でも上野先生が仰るように、社会に出るとそんな社会じゃない」と努力が必ず実を結ぶとは限らないと語り、だからこそ「上野先生が仰るように、他の弱い人に(知識を)使って欲しいという、そういう演説、たまらない。人間としての基本。それをあれだけ頭がいい人にキチッと教えるという…」と率直な感想を語った。

 そして、上野氏が語る男女差別についても「東大学長、総理大臣が女性でもいい。変わっていく過渡期。我々も変わらないといけない」と自分自身に言い聞かせるように語っていた。

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