寺島しのぶ 眞秀くんをめぐる日仏子育て論の違い…戸惑い語る

 女優・寺島しのぶ(46)が6日、TBS系「サワコの朝」に長男・眞秀(まほろ)くん(6)とともに出演し、夫でフランス人アートディレクターのローラン・グナシアさんとの間で生じる日仏子育て論の違いについて語った。

 眞秀くんは歌舞伎の舞台でも活躍中。MCの阿川佐和子から「フランス人のご主人で、父母の間で意見が合わないことも?」と聞かれると、寺島は「しょっ中ですよ」と率直な気持ちを明かした。「彼(ローランさん)は自由な人なので。眞秀の意志に全て任せる。やりたくないならやるなと。やりたい気持ちが大事なので、やりたくないと思っているなら意味がないと言う」と、個や自主性を重んじるフランス流の子育て論を説明した。

 しかし実際は「日本ってそういうわけにいかないじゃないですか。やっておかないと、となる。でもそれは意味がないと。あくまで自主性だと言うんです」とローランさんの意見との食い違いに戸惑いもあるもよう。「でも本当の人間力ってそうなのかなと。彼に決めさせる。自分で考えさせてなるべくほったらかせと(ローランさんは)言うんですが、私はそうはいかない。だからいいバランスなんだと思います」と話した。

 眞秀くんは堂々としたテレビ出演。芝居の楽しさを語り、歌舞伎のセリフを言ってみせるなどおちゃめな表情をみせた。エンディングでは、スタッフの持っていたカンペ(指示やセリフを示す紙)を見つけて「なんであるの?この字!」と、カンペのスケッチブックを奪う一幕も。「そろそろ終わりにして下さい」と書かれたカンペをカメラの前でばらし、慌てる寺島をよそにはしゃいでいた。

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