蝶野 「ガキ使」でビンタの威力増すきっかけ…月亭方正のひと言で決めた!
プロレスラーの蝶野正洋(55)が31日、大阪市・あべのルシアスでトークショーに出演。大みそか恒例の日本テレビ系「絶対に笑ってはいけない24時」シリーズでの月亭方正(51)へのビンタが、年々威力を増している理由を明かした。
方正の不用意なひと言が、蝶野の右手にさらに力を込めさせた。ある年のガキ使ロケでビンタ後、方正がダウンタウンらと「もう少し強くぶってもいいんじゃないか」などと話しているのを、偶然聞いてしまったという。
ふだんはリング上でも、ビンタは出さない蝶野。仕事とはいえ、方正を張り倒すことにためらいがあったが「会話を聞いてしまった翌年から、思いっきりいった」と振り返る。
芸能人をビンタする仕事のオファーはすべて断り、方正ともガキ使以外では会わないという。「最近では方正もうまくなって、ビンタをほおで受けるギリギリで顔をそむけている。仕事だろ?って思うと力が入る」と、逃げずに“こだわりの1発”を受ける覚悟を求めた。
この日のトークショーでは、420人の観客から、ビンタをせがむ声が上がった。師匠・アントニオ猪木氏の“闘魂ビンタ”のようだが「オレをプロレスラーではなくビンタの人として見ているが、やらない。試合でもやらないですよ、あんな卑劣な技…」と、一般人には決して手を上げないのがポリシーだ。